今日は マジメに仕事の話です
今日の日経新聞を 見ましたか?
【中古住宅取引 透明に】 by 国交省
ですって
知ってる人は 知ってる けど ごく少数
いわゆる 【物件の囲い込み】 についてです
ワタシもこのブログで ちょくちょく書いてる
【物件の囲い込み】 と言う 悪行の事です
↓<過去の記事>↓
どうなる 【物件隠し】
↑ ↑
この記事を 週刊ダイヤモンドが取り上げて以降
物件隠しを止めた 大手さん も あります
いよいよ ここにきて
囲い込みをするな!
情報をオープンにしろ!
さもないと 罰を与えるぞ!!
って 国交省が 本腰を入れるようです
ごっついエエことなんですけど
問題が 2つ有ります
1つは
囲い込みをされてる事に 当の売り主さんが
全く気付いて無い事
たまに 3ヶ月の媒介期限が切れて
専任業者とは 更新しないで
当社に売却相談を 頂く事が有りますが
その時に
『売出し当初 長い商談でしたね その購入希望者とは 契約に至らなかったんですか??』
って 質問するんですけど
たいがい
『?? 何のこと ??』 って感じです
分かりますか??
そもそも 商談なんか入ってないんです
だから 記事にある
【売り手自身が取引の現状をネット上で確認できる】
ってのも
何処まで有効なモノか
怪しい部分は 有りますね
(大きな看板が悪いことをしない って思ってるんですね)
ただ こうすることで
“ウソ商談” を 減らすことには成ると思います
もう 1つは
せっかく国交省が “透明化” に
本腰を入れてくれるにも関わらず
一部の業者は もう その先を行ってますわ
(その一部ってのが 大阪では圧倒的に 売り物件を取り扱うことが多い 大手業社 やって ところが難儀なところです)
その新手の方法ってのが
物件隠しは しないので
問い合わせをすると
【商談中】 出はなく 物件は有るんです
でもね
内覧の予約を入れようとすると
居住中の場合は
『売り主さんが 忙しくって ××まで 内覧できないんです~』
空き家の場合は
『若干 荷物が残ってるから 売り主さんが立ち会いになるんですけど その売り主さんの 都合が悪いんです~』
って 他社には 内覧をさせない
で
その内覧が出来ないはずの 週末に
これでもかって位
B4チラシの一面を使って 折り込み広告を
おもいっきり配布するんです
「折り込み広告」 って
ただとちゃいますよ
お金掛かるの 知ってます??
内覧が出来ないのに そんな事します??
ほんで その ××日が過ぎて
内覧の予約を 入れようと電話すると
【商談中】 って なることが まあまあ有るんです
『××日まで 見られへんかったんちゃいますの!?』
って 質問には
『以前 見てもらったお客さんが・・・』 って
↑ ↑
(これ 決まり文句ね)
たぶん
折り込み広告で 問い合わせが有ったお客さんが
ちょっとでも脈があったら
【商談中】 やねんやろね
この一週で ほんまに商談に なるんやったら
大いに結構
売り主さんの 利益は損なえへんですわね
でもね
そんな上手いこと ばっかり いきませんやん
この新しい手法は
物件は隠してない 情報もオープンにしてる けど
本来求められてる
透明性や エンドユーザーの利益優先
という 観点からは ズレてますわな
ワタシなんか ちょいちょい お客さんに
『売り主さん都合で ××日まで 見られへんらしいですけど たぶんウソですから ワタシのことは気にせんと 直接 電話してみたら きっと内覧できますよ』
って 言うてるもんね
たいがいのお客さんは
『そこまでじゃないから また見れる時で ええわ』 って
なりますけどね
いずれにしても 次から次に
あの手 この手ですわ
だから 前にも 書いたように
売り主さんが 不動産屋のフリして
依頼した不動産業者に
『○○不動産 (←これは ベタな社名で大丈夫) ですけど 内覧お願い出来ますか?』
って 電話して 依頼してる自身の物件が
どう扱われてるか 確認するのが
一番いい方法 やと思います
あかん
また 敵つくったな!
まあ ええか!!