今日は ちょっと真面目な話
“【おとり広告】 について考える” です
そもそも 【おとり広告】 とは何でしょう
・成約済みの物件を さも 販売中のように広告する
・物件自体は存在するが 価格が実際より安い
要は その広告に出ている物件を
お客さんが買おうとしても その物件は買えない
そんな事を 【おとり広告】 と言うのだと思います
では こんなケースは どうでしょう
ここで仮に 物元を 【D】 物件を 【M】 とします
物元とは 物件を売り主さんから預かっている
不動産業者のことです
ですから 物元は その物件の販売状況を
一番理解している人(会社)です
と言うことは
物元D社の ホームページに
物件Mが 掲載してあったら
M は販売中と言うことで
間違いないですよね
だって D社が 販売状況を一番把握してるんですからね
先日 こんな事がありました
5月30日 近畿レインズに M が登録されました
(近畿レインズとは 指定流通機構と言って 不動産会社が物件を預かると 「広く流通を促す」とこを目的に物件登録を行う機構のことです)
そこで D社に 内覧方法を確認すると
「商談中です」 って
ホンマかいな! って思いましたが
「2番手で 紹介させてください」 って言うと
「2番手まで付いてまして 1番手さんのローンを出すところですから 他のお客さんの内覧はお断りしています」
そこまで言うんやから ホンマやろと思って
その時は電話を切りました
そして しばらく経って 6月11日
D社のホームページ や ポータルサイトに
【NEW】 マークが付いたり
更新日が6/11 となって
Mが 掲載されていました
すぐに D社に電話すると
事務員さんが
「商談中です」 「担当者は外出中です」 って
オイオイ です
13日になって やっと担当者が電話に出てきたから
「【NEW】マークが付いたり 情報が更新されていますが 紹介は可能ですか?」
って問い合わせすると
「商談中です まだ契約してないから掲載しています」
ですって
この商談中ってのは ホンマやと思います
でもね
これって 【おとり広告】 にならんのでしょうか??
だって この物件を買いたいと思って 問い合わせをしても
先客があって 買えないんでしょ
買えない物件を広告する = 【おとり広告】
と言うことなら
これは立派な 【おとり広告】 やと
ワタシは思うんですよね
一昔前の 折り込み広告なら
制作から配布までの タイムラグがあって
その間に商談が入った って事は
考えられますが
WEBは タイムリーに情報を
反映出来ますからね
おとり広告やと思うし
仮に規定では 【おとり広告】 に該当しないとしても
買えない物件を 「販売中」として
広告するのは 親切さに欠けますわなあ
いずれにしても いっぺん
公正取引委員会に 確認してみよと思います