昨日は 【住宅ローン 借入れ可能額編】
と題して
「住宅ローンって いくら借りられるの?」
って言う 銀行がどういう見方(計算式)で
借入れ可能額を 算出するのかを 書こうと
思いましたが 話が脱線してしまったので
今日 改めて書きます
年収に対する返済率 と言う考え方を
しています
どういう事かと言いますと
「お客さんの年収なら 年間(月々)幾らまでなら ローンの返済に充てても 大丈夫です」
って 言うことです
色んなケースを書き出すと 明日になっても
書き終わらんので シンプルに行きます
例えば 年収400万円の場合
※この年収とは 税込み金額 源泉徴収票の一番高い金額です
年収の35% つまり
年間140万円 月11万6666円まで
返済に充てて 良いと考えます
但し この11万6666円 の返済を
実際の貸し出し金利を 試算金利として
計算する銀行と
「将来金利が上がっても・・」と 高めの金利を
試算金利として計算する銀行と 両方あります
前者 実際の金利で計算するのは 地方銀行に
多いようです
後者 高めの金利で計算するのは メガバンクです
この金利も 各銀行によって違があって
10年固定の金利を 採用する銀行もあれば
4.0%と 決めている銀行もあります
計算式はこうなります
400万円×35%=140万円(年間返済可能額)
140万円÷12ヶ月=116666円(月々返済可能額)
116666円÷試算金利の100万円あたりの額=借入れ可能限度額
こんなんじゃあ 分かりにくいですよね
もう少し 具体的に
年収400万円の人が 35年返済で幾らまで借りられるか
400万円×35%=140万円(年間返済可能額)
140万円÷12ヶ月=116666円(月々返済可能額)
メガバンクの場合
116666円÷4075円=2860万円
地方銀行の場合
116666円÷3669円=3170万円
お願いする銀行にもよりますが
メガで 2860万円から
地銀で 3170万円まで
借りられるようです
ただし これは 他に何も借り入れのない場合です
この 毎月返済可能額 116666円には
例えば 車のローンも含みます
ですから
車のローンを 毎月16666円払ってる人は
116666円-16666円=100000円となって
借入れ限度額は
メガで 2450万円から
地銀で 2720万円になります
例え 車のローンの残りが 100万円だったとしても
借入れ限度額の上限は 400万円以上少なくなります
同じように クレジットカードからのキャッシング
クレジットカードのリボ 消費者金融の返済
なども この116666円から 引かれます
最近では 分割購入したスマートフォンの残債も
気にしないといけません
って また計算式を書こうと思いましたけど
長くなりすぎるので 止めときます
要は
同じ年収でも 他の借り入れがある人は
そうでない人と比べて 借入れ限度額は
少なくなると言うことです
その他
年収が 3,999,999円 の人と
年収が 4,000,000円 の人と
年収 たった1円の差で 借入れ可能額が
400万円以上も 変わってくる とか
年齢による 借り入れ年数の違い とか
築年数による 返済比率の違い とか
細かいことが色々あって 文章だけでは
分かりにくい てか 説明出来ません
ご自身の 借入れ限度額を知りたい人は
直接 私に電話ください
ここからは 全くの余談ですが
銀行なんて いたって勝手なモンでして
上に書いた 「消費者金融への返済」
イコール “消費者金融を利用している”
って ことに対して
以前は
消費者金融を利用 = 住宅ローン不可
って 銀行がほとんどでした
それが最近は
大手の消費者金融利用 = 住宅ローンOK
大手以外の消費者金融利用 = 住宅ローン不可
なんてことを 言い出しました
何でか分かります??
モ○ット とか アッ○ローン とか言うて
消費者金融大手と 提携したから
今までのように
消費者金融 = サラ金 = 悪 みたいな
いかにも上から目線的な 考え方を
改めざる得んように なったから
「消費者金融でも 大手ならOK」
なんて 言いだしたんですね
ほんまに 勝手なやっちゃ!!
ふ~ 今日も長くなってしましました
その割に 説明下手で すいません
理解しにくかったと思います
まあ この程度のことは 不動産仲介に
従事してたら 誰でも説明出来ますから
近くの 不動産屋のオッサン お兄ちゃんを
捕まえて 聞いてみてください
ちょっとだけ
ホームページの宣伝をさせてくださいね
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