先月嬉しい食事会がありました
お客様のMさまと食事に行って来ました
このMさまは思い出深い方です
2013年春に 物件購入でお問い合わせをいただき
お話しをお伺いすると
売って買っての住み替え
この方のケースは
まず自宅を売却して 買替え先に充てる資金を確定させてから
購入物件を探す と言う方法
いわゆる ”売り先行” と言う住み替えでした
ですから 購入物件を一生懸命探すと言うよりも
まず売却の依頼をいただいて 売る方に注力しながら
買う方は ゆる~く探す って感じです
売却依頼をいただいたお家は 西宮の郊外(それもかなり郊外)の一戸建で
苦戦が予想されました
売却活動途中には 新築時の施工不良が原因と思われる雨漏りがあったりして
長期の売却活動になりました
確か1年以上掛かったような気がします
家はねえ すっごく良いお家やったんですけど
立地がねえ
便利な立地じゃなかったんですね
それでも 良い購入希望のお客様に巡り会えて
無事に契約することが出来ました
売却に時間が掛かったとか 苦戦したとか
だから思いで深いお客様 と言うのでは有りません
不動産営業をやってると 苦戦することなんで当たり前です
そうじゃなくて ここからです
自宅が売却出来て さあ 大阪市内でマンション購入!
色々と物件を紹介するも お眼鏡に叶わず
そんな中 お客様がインターネットで物件を見つけて
「赤山さん この物件に興味が有ります」
って連絡をいただいたんです
早速 物元を探して連絡をしました
ワタシ
「当社のお客様が興味を示してるので内覧をさせてください」って
そしたら
業者
「他社からの紹介はお断りしています」
出た!
その当時横行してた 囲い込みです
Mさまとは 出会いから 自宅売却 新居探し と
長いお付き合いになってましたから
その囲い込みをされてる物件は Mさまの理想に近い物件だと思いました
だから 「他で商談中らしいです」とかウソを付くのでは無く
囲い込まれてることを説明して
「その業者に問合せをすれば内覧出来て 購入も出来るので 直接問い合わせてみてください」
ってアドバイスをしました
正直 悔しかったし 避けたい事ですよ
でもね ワタシ(当社)の目先の売上げより
お客さんが 理想に近い物件を手に入れる事の方が よっぽど大事でしょ
だから「直接 問い合わせてください」と言ったんです
そしたら Mさまは
「これだけお世話になってるのに それは出来無い」
「赤山さんから買うから 他に良いのを紹介してください」
って 言っていただいたんですけど
「たぶん気に入ると思うから それを内覧してみて アカンかったらまた探しましょう ワタシの事は気にしないで・・」
って こんなやり取りがあって
結局 その物件を購入されました
思い出深いとは
まず 西宮の一戸建の売却で
会社から約1時間ほどの場所なんですけど
お預かりしてる以上 ちょこちょこ物件の様子を見に行ってたんです
ゲリラ豪雨が降ったから気になって見に行ったら
けっこうな雨漏りをしてるんです
原因は バルコニーの排水不良
通常の雨ぐらいでは どないも無かったんですけど
ゲリラ豪雨でオーバーフローを起こしたみたいです
夏の雨漏り 空き家で締め切ってる って状態でしたから
ちょっとカビも発生してたんです
ワタシが見に行って無かったら どえらい事になってました
まず この事に 感謝してもらいました
家が売れて さあ購入 って時に
「直接 問合せしてください」って
これ なかなか言えないんです
だって 頑張って 頑張って 成果ゼロですよ
「いやいや ワタシの売上げより Mさんが理想の部屋を手に入れる事が大事です」
ってのに 感謝してもらったんです
その後 何年も 1月には 「御年賀」と言って
出身地のお酒を 会社まで届けてくれてます
「もう 何年も経つのに 結構ですよ」と言うんですけど
「いやいや 今年も快適な家で正月が迎えられたのは・・」
って あれから約10年 今年もいただきました
(美味しいお酒で 内心 期待しています←嫌らしいなあ!)
で 年始に お酒のお礼を伝えた時に
「一度 食事でも行きましょうよ」ってお誘いして
今回の ”嬉しい食事会” となったワケです
今回のお店は Mさまが「場所は段取りします」って
厚かましくも ご馳走になりました
Mさま ご馳走さまでした 有り難うごさいました
な~んか 長々と 自慢話になってもうたなあ
えらいすいません