たまには 真面目な事も書きまっせ!
ちょっと前のことです
ある投資用ワンルームマンションの所有者さんから
物件売却の依頼を受けました
売却するにあたって 賃貸の条件など詳しく聞く必要があります
この手のマンションは大概 サブリース契約になっています
サブリース契約 って言うのは 昔で言う “家賃保証”
みたいなもんで
賃借人が居ない時でも オーナーへは家賃を払います けど実施に貸せる家賃より安い賃料で契約します
ってことです
オーナー < サブリース会社 < 賃借人
こんな感じです
それと サブリースにすることで
オーナーは何もしなくて良くなります
賃貸募集
入居者との よろず窓口
退去時の立ち会い
退去後のリーフォーム手配
そう 賃料は安いけど手間いらず ってことを
アピールして サブリースを勧めるんです
新築で買った人は 購入からの一連の流れで
このサブリース契約が 当たり前になのか知れませんが
中古を購入する人は このサブリースを嫌います
なぜなら
本当の家賃が分からない
自分で管理したい
既に管理をお願いしてる会社がある
などの理由からです
ですから ワタシ オーナーに
サブリース契約のコピーをもらって内容を把握したうえ
「○○管理に 解約の申し出をしてください」
ってお願いしたんです
解約したら オーナーに入ってくる家賃は増えるし
そのことによって 利回りが良くなるから売りやすい
売れるまでの管理が心配なら ワタシがするから
手間はかかりません
契約書には
“6ヶ月前予告” って書いてあるから
すぐに解約にはなりませんが 何時になったら解約
って 終期が決まります
これです ↓
契約書第3条に「期間内解約」 って言う項目があって
それによると オーナーからは6ヶ月前予告で解約できる
って書いてあるんです
オーナから「解約通知」を郵送して
到着したころに 電話で確認してもらったんです
そしたら なんて答えが返ってきたか分かります?
答えが当たったら あんたは偉い!
絶対に 当たりませんよ
「借地借家法28条によって解約できません」
やって
オーナーが
「お宅が作った契約書でしょ それに書いてありますやん」
って言うたら
サブリース会社の担当は
「ご理解いただきたい」しか言わんかったらしいです
んなアホな!
自分所で作った契約書に書いてあるのに
「解約できない」ってどういうこと?
それやったら 契約書の意味が無いやん
オーナーは
「私ら素人やから 上手に交渉出来ないし 難しいこと言われても分からへん」
って
んなアホな! やっつけてやる!! って
血が騒ぎまして やる気満々やったんですけど
幸い 買いたいって 言ってくれるお客さん現れまして
曰く 「不動産かじってた事があるから 自分で交渉します」
って事やったから ワタシの出番は無し
先日無事 取引が完了しました
そのオーナーから
「色々と有り難うございました」 っていただきました
大好きです 芋けんぴ
オーナー 有り難うございました
やっぱり納得いきませんわ
サブリースに 借家権が認められた って事は知ってます
けど その借家権を主張するんやったら
契約書をまき直さな あきませんわ
そこをサボってて 借地借家法28条 って言われても
納得できへんし
サボった分 ペナルティがないとアカンわ