火曜日は東京出張でした
当社が利用してる不動産売却システムの勉強会です
不動産仲介業は
買いたい人のお手伝いもしますが
売りたい人からの売却依頼をいただくのも
とても重要なことなんです
その売りたい人と どうやって出会うか?
お客さんからの紹介
以前 買ったり売ったりしてくれたお客さんのリピート
この2つは テッパン
ただ 紹介をもらったり リピーターのお客さんを増やすには
新しい出会いが必要なんです
“その新しい出会い” の方法は?
昔は紙のチラシ
今はホームページ
最近では一括査定サイトってのが有るんですけど
一括査定サイトとは
ホームページで集客して 参画会社へ送客
送客件数に応じて 各会社の定めた単価×件数を不動産会社へ請求する
っていう商売です
“売りたい人を 不動産会社へ送客する”
が 一括査定サイトの命題ハズが
サイトが乱立し過ぎて キレイ事を言ってられない状態です
自社の売上げ(利益)のためには 数を取らないといけませんから
“売る予定は無い ちょっと価格が知りたいだけ”
の人を集客して 大量に送客してきます
何処の一括査定サイトも
【ワンクリックで 価格が分かる】って感じの構成になってて
お客さんは 査定価格が表示されると思って
”ポチ” っとするんですよ
そしてたら 入力した情報が不動産会社へ飛ぶんです
お客さんは 金額が表示されると思って ”ポチ” としたのに
不動産会社から わんさか電話が掛かってきて
不動産会社は ”本当に売却を考えてる” のか “ちょっと価格が知り合いだけ” なのか
どちらか分かりませんから
全力で電話をしまくり メールも送ります
電話が繋がったり メール返信をしてくれたお客さんは
“ちょっと価格が知りたかっただけやのに・・”
ってのが大半で
中には 「不動産会社から電話が掛かって来るとは・・」と困惑するや人 怒り出す人までいます
他には
・将来相続したときの為に価格を知っておきたい(被相続人はピンピンしてる)
・離婚を考えてるから 価格を知っておきたい(所有者は相方 問合せ者さんには売却権限無し)
・購入検討物件の査定価格が知りたかった
ひどいのは 全くのイタズラ(所有者でも 関係者でも無い)
こんな感じです
各サイト 課金除外と言って
正式な問合せとはカウントしない=送客とは数えない=不動産会社に請求できない
ガイドラインを設けてますが
規約変更したり
最初から「当社で確認出来たもの」として 除外のハードルを上げてる会社もあります
一括査定サイトが世の中に出て来た当初は そうでも無かったんですが
ここ2、3年はひどい
本当に売却を考えてる件数の割合が メチャクチャ低い
本当に売りたいのか ちょっと知りたいだけなのかは
問合せ段階では分かりませんから
営業マンは問合せをもらったら
電話を掛ける 査定メール送る 査定書を作り届ける
全力で取り組むんですよ
その結果
「全く売却は考えてません」
「だいたいの価格が知りたかっただけ」
「そもそも 売却権限がありません」
のオンパレード
精神的にメゲルし 時間の無駄も半端じゃないから
ず~と “脱一括査定サイト” を模索してて
今年から ほぼ全ての 一括査定サイトを解約しました
それで 以前から利用してる 不動産売却システムを
より有効的に使うための 勉強会に参加して来ました
一括査定サイトの事だけで じゅうぶん長くなってしまいましたね
今回はこの辺で 止めときます 続きは後ほど