分譲のマンション管理
分譲マンションは 所有者全員が管理組合員で
組合員の中から理事を選出して
理事会を構成し マンションの管理を行っています
“管理を行う” と言っても 素人の集まりですから
そのサポートをしてもらうために
管理会社に管理業務を委託します
これが一般的な管理のしかたです
そのマンション管理で 最近 耳にするのが
“第三者管理方式” と言うやり方です
聞いた事は有りますが 詳しくは分かっていません
分かってることと言えば
所有者による理事会を構成するのではなく
外部に委託して理事会の代わりをしてもらう
って事ぐらいです
ただ 細部については分かりません
メリットもデメリットも よく分かっていません
なんで こんな事を書いているかと言いますと
当社で所有している ある分譲マンションから
案内が来まして
“第三者管理方式”についての説明会があるとの事です
良い機会ですから 出席して説明を聞いてこようと思います
説明会資料には
マンションの経年による積立金不足
所有者の高齢化による役員(理事)のなり手不足
管理が不十分だと将来 どうなってしまうのか?
など など
「だから第三者管理方式に移行しましょう」
というような事が書いて有ります
一理有るよな! とも思います
ワタシは 自分の住むマンション(総戸数40戸)で
何回も理事を経験しました
理事のなり手が無いんです
高齢が理由じゃ無いんですよ
・面倒臭い ・分からないから ・時間が無い
ほとんどがこんな理由です
だから 数年前から ”理事を出来る人がやる”
から ”輪番制”に変更しました
でも この輪番制もチャンと機能するか大きな疑問です
一般的には そのマンションに住んでいない
”外部所有者”は理事になれない事が多いのですが
当社で所有している あるマンションでは
外部所有者にも輪番で理事が回って来たので
数年前に理事会に参加していました
その時に 輪番制について質問したら
輪番だから理事には成るけど 会議に参加しない人も居て困ってる
とのお話しも聞きました
だから 理事会を無くして外部委託する
この “第三者管理方式” が良いのかも知れません
ただ ワタシ自身は 管理会社と言うモノに
良い印象は持っていません
ワタシの住んでるマンションで実際に起こったことで言うと
管理会社曰く 理事選任は組合の仕事であるから 理事不足で理事会が開かれないのは 管理会社の責任では無い
との事で 過去のある2年間は ほとんど理事会が開かれず
管理が停滞しました
停滞した=日々の清掃以外は何もやって無い
って事です
それでも 管理委託費は満額受け取ってました
他にも ワタシの事務所の有るマンションでは
管理組合が行う工事に必ずカンできます
どういう事かと言いますと
何か工事をするときは 管理会社の別会社名で見積が出ます
それは “いつも使う下請の価格” にマージンを乗せてるだけ
いわゆるピンハネ ってやつです
以前あった 水漏れも工事なんか
下請けの価格に1.6倍した価格の請求が来ました
なんで分かったかと言うと
下請さんが間違えて見積を当社へ送ってきて
発覚しました
その他 今まさにやってるのでは
揚水ポンプの取替工事
管理会社だけに任せるのでは無く
理事長であるワタシが知り合いの業者に見積を依頼したら
ワタシの方が安かったんです
だから 管理会社の担当さんに
「○○さんに発注しててくださいね」
って言ったら
「そこは 当社が関わってませんから理事長からお願いします」
やって
儲からんから知らん! て事です
おい ちょっと待て 管理業務を請け負って管理委託料を毎月もらってるのとちゃうの?
って思いましたが 不毛な戦いは辞めて自分で電話しました
って こんな風に
隙あらば楽して儲けたろ! って姿勢に見えてしゃあないんです
だから 管理会社主導の “第三者管理方式” ってどうなん?
質は上がらず コストだけ上がるんとちゃうの?
って思ってしまうんですよね
ちょっと捻くれすぎてますかね
まあ 今度説明会を聞きに行って来ます
長くなったけど 伝わったかなあ~?