お客様というより 恩師のT先生から頂きました
T先生は ワタシの中学校柔道部の顧問であり
我々夫婦の仲人さんです
その先生から 去年の夏頃
「不動産の事でちょっと相談」って
電話をいただきました
親族が不動産を処分したい との事でした
『はいはい ワタシの本業です お任せください』
なんですが
「ああ この物件ですね 直ぐに売りに出しましょう!」
って言う案件ではなく
まずは 相続登記
これは ウチの顧問の先生を紹介して やったもらいました
相続登記が完了して
どんな売り方をするか打ち合わせしました
相続案件によく有るのが “価格よりも早く”
って希望です
相続人同士 あまり仲が良くない時に
この要望が出る事があります
でも今回は “ゆっくりでも良い”
って事やったので
じゃあ 業者卸ではなく エンドユーザーに売って行きましょう
ってアドバイス
業者卸の良いところは “現状有姿” で取引するから
手間が掛からん事
その代わり 再販価格からの逆算で値段を決めるから
個人へ売るより安くなります
今回はエンド売りですから
売れる “商品” にしないといけません
と言うことで 次は建物解体
築50年の木造住宅が建ってまして
そのまま利用するのは無理やろ って判断です
で解体も ウチがいつも使ってる解体業者を紹介して
いよいよ 売り出し
売り出してみたらね
意外と早く 購入希望者が現れました
“エンド売り” を 想定してたんですけど
現れたのは “建売業者” でした
1社目は 売り出し価格を大きく下回る価格を希望
ワタシも売り出すにあたって 近隣相場 は調べてますから
建売業者が買うんやったら そんなモンやろ
って価格提示で 悪い価格では無かったんですけど
今回は エンド売りで行くつもりやったから
その業者さんには 丁重にお断りを入れて・・
そしたら また建売業者から声が掛かったんです
同じ建売業者でも 今度はパワービルダーと
言われる業者でした
パワービルダーは 建物原価が安いから
土地の購入価格も 比較的高めで買ってくれるんです
実際 指し値も少なかったです
こちらの希望価格に近い物でした
ただ ワタシの希望としては
「このまま買って欲しい」 ってのが有ったんですが
そうそう こっちに都合が良いようには行きませんわ
筆界確認必須 と言う条件でした
予想の範ちゅうでしたけど 筆界確認ねえ
掛かる費用を差し引いても 売値としてはエエ値段です
でもね 時間が掛かるんですよ
ワタシが考えるに
条件的にはエエ商談です
だから 先生には「どうしますか?」と言うより
「誰が買うにしても筆界確認は言われるかも知れませんし 価格も良いからこれで行きましょ」 って
話をまとめさせてもらいました
契約したのが4月で 今日が決済でした
長かった~~
「助かったわ ありがとう! これみんなで食べて」
っていただきました
T先生 有り難うございました
ビールも飲ませてくださいね