今日の日経新聞夕刊の記事です
神戸市がタワーマンションの管理組合の機能を審査する
と書いて有ります
管理規約の内容や 修繕積立金の残高を把握して
積立金が足りない場合の対策の有無も確認していくらしい
そして 管理が適切と認められた「優良マンション」は
ホームページなどで公表する とも
ワタシが気になるのは
何をもって積立金が足りてる 足りてないを
判断するんでしょう?
新築時に作成された ”長期修繕計画(案)” ですか?
では その計画(案)に書かれた 修繕項目が適正で
単価も適正であると 誰が判断するんですかねえ
ワタシの住んでるマンションも
数年前に大規模修繕をやりました
その時ワタシは 組合の理事をしてて
大規模修繕工事に しっかり関わりました
建築のコンサルタントが付いて
工事項目を
○ 絶対にやるべき
△ 出来ればやった方がよい
× 今回は不要
と分類して 工事予算を睨みながら
工事内容を決めて行きました
それらが 最初から決められてた ”長期修繕計画(案)” と
合致してたのかどうか 分かりません
必要な箇所をやった って事です
それと コストです
昨今 建築に関する単価が めちゃくちゃ上がってます
実は ワタシ住んでるマンションの大規模修繕工事中にも
工事代がどんどん上がってて
工事会社さんに
「良かったですね 早く請け負い契約をやってて 今やったら この価格では出来ませんよ」
って言われましたもん
そんな風に 工事代なんて変動するんですよ
そんなんやのに どうやって
積立金が足りてる 足りてないを判断するのでしょ?
難しいと思いますよ~
で ホームページで「優良マンション」って公表するんでしょ
公表されへんかったマンションは 悲惨ですよ
一気に資産価値が下がる可能性ありますよね
で 優良マンションは 他より ちょと割高やったりして
ほんで その「優良」を信じて 他より割高やなあ~
と思いながら
でも「優良」やから って買って
実際の大規模修繕の時に 積立金が足らん
って もっと悲惨な事になったりして
だから “管理組合の機能を審査する” のは
良いとして「優良」を公表するのは止めた方が
ええような気がします
それと この記事読んで思ったのは
やっぱりタワーマンションに住むって お金かかるんやな
って事です