疲れるから怒らさんといてくれ!
今日 久し振りに程度の低い同業者に出くわしました
抜きってヤツです
ウチが一般媒介で預かってる物件に ピンポン行きよったんです
業界の人以外には 分かりにくいですね
簡単に説明すると
不動産会社は お客さんから売却の依頼を受けると
近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)という
流通網に物件情報を掲載します
そこの情報を基に お客さんを紹介しあって
早期成約に努めるんです
要は
『ウチでこんな物件を預かってますよ お客さんが居れば紹介してくださいね』
って 価格や面積 所在階を 同業者にお知らせするワケです
見方を変えれば
“どこそこのマンションに 売り出してる部屋が有ります”
とも言えます
業界のルールでは お客さんが居れば
その情報元に連絡をして 内覧等をさせてもらうんです
それなのに 出来の悪い 行儀の悪い業者は
”価格や面積 所在階” が分かるのを良いことに
その部屋めがけて ピンポンしに行くんです
で
『この辺りで探しているお客さんが居るんです 売却の予定などございませんか?』
と やるわけです
真に受けた売り主さんは
『ウチ 売却中です』 って言いますわね
そしたら 出来の悪い 行儀の悪い業者は
”情報が出ていない”
”紹介させてくれない”
など 嘘八百並べて
あの手この手で 売り主さんに食いついて行って
直接売却依頼をもらおうとするんです
これ 上手く行けば
こんな効率のいい方法は他に無いです
チラシを撒いたり
ネットから反響を取るために情報発信したり
コツコツやるより
そこに 売る人が居るのが分かってて
突撃するんですからね
ただ これ業界のルール違反
ゲスのやることです
ウチがお預かりしてる物件に
この “突撃ピンポン業者” が来たことが判明しました
業者名を聞いて さもありなん です
そんなことばっかりやってるって ウワサのある名前です
放ってたらまた他の物件でもやりよるしね
同業者に舐められたらアカンのが この業界です
早速 電話して
責任者に 苦情を言おうと思ったら不在
折り返し電話をしてきたのが
“突撃ピンポンヤロー” でしたから
苦情を言うと
『入社1ヶ月で業界のルールが分からないんです スイマセン』
「会社、上司の指示やろ! 責任者と話させろ」
と言っても
『自分で考えてやりました』(←ウソつけ)
「アカンことやったんやで 分かってるん」って言うたら
『スイマセン 以後気を付けます』やって
「悪いと思ったら 謝りに来い」
って 言うたら 来ましたわ
だから 改めて
「会社、上司の指示やろ! 責任者と話させろ」
って詰めたんですけど
こんな事ばっかりやってるからでしょうね
イッパイ言い訳が出て来ますわ
それもスラスラと
こっちも 頭から湯気出して怒るのも疲れるし
けど 舐められたら又やられるし で
「ウチの預かってる物件には 二度とスナ!」
「今度やったら ホンマに怒るぞ!」 って
コンコンと言うて聞かせて帰らせました
スイマセン スイマセン とは言うてたけど
どうせ 後ろ向いたら アッカンベ~
してるんやろうけどね
まあええ 行儀悪いことしたら怒られる って事
まだ怒るオッサンもおる って事を
分からせとかなアカンもんね