今日は 不動産の話
信じられんような事が 起こりました
昨日 今年最後（たぶん）の契約が有ったんです
その契約が すごかった～
ウチは お客さんからの問い合わせは
ほぼインターネット経由です
今年は数字にすると ６００件中 ５００件以上が
ネットからの問い合わせです（８５％です）
ネット中心に展開してる 仲介会社なら有る話かも知れませんが
ワタシは 初めての経験です
どんなことが有ったか？ って言いますと
先週の日曜日の朝に 「ポータルサイトを見てる」
って お客さんから 電話で問い合わせがありました
電話対応した 事務員さんが 慌てふためいてました
『社長 「中国語か 英語を話せるスタッフ・・・」 って言うてます』
そんなん ウチには居てませんやん
ワタシ？？ もう忘れましたが 昔は話せましたから
取り敢えず ワタシが電話を代わりました
お客さん
『サイトに載ってる ○○マンションを見学したい』
ワタシ
『日本語は話せますか？』
お客さん
『中国語と 少し英語が話せます』
ワタシ
（わちゃ～！ どないすんねん）
『ワタシは 少ししか英語は話せないが・・・』
『ところで 何時 見学したいのですか？』
お客さん
『朝 台湾を出発して 今 関空にいる 何時なら 見学が可能か？』
『この物件を ぜひ買いたい 可能か？』
ワタシ
（わちゃ～！！ なんたる行動力 しかし全く言葉が通じなくて 内覧が出来なかったらどうするつもりやねん てか 無謀すぎるやろ！）
その日 ワタシは １１時から契約が入ってたから
１５時でないと 時間が作れない旨を伝えて
現地待ち合わせの 約束をしました
（ここまでは 一応英語で対応ね ふぅ～～）
ここまでは 何とかなった
でもね
ここからは ワタシの英語力では無理ですやん
登記のこと 管理費のこと 固定資産税のこと
物件価格以外に 必要な諸費用のこと やら
「購入」するには 説明する事が 山ほどありますやん
“ここは日本やで 日本のルールを守りや 知らんのはアンタが悪いんやで”
とは 出来ませんやん
外国人であれ 日本人であれ
ちゃ～んと説明して 理解をしてもらってから
買ってもらいたいですやん
で どうしたかと言うと
過去にウチで不動産を買ってもらって
“不動産購入” を解ってて
中国語が話せて 親切な人
に 通訳をお願いしました
まず電話したのが Ｈさん・Ｋさん夫婦
２０１１年３月に 新築一戸建てを買ってもらった
中国人のご夫婦です
http://ameblo.jp/eightcorp/day-20160626.html
運良く 直ぐに電話に出て頂けて
内容を説明すると 快く引き受けてくれました
で １５時に 現地に行って 物件内覧をしてもらったら
その場で 『買いたい』 って意思表示を頂きました
ほんで “はい契約” とは しませんでした
『色々と考えないといけない事も有るので・・・』 って
せっかく買いたい って言うてもらってるんですけど
話を預からせてもらって
その場は 解散しました
まず 売り主さんに 報告 相談
売り主さんは 相手が外国人あっても
煩わしい手続きは何もありません が一応報告
あとは ワタシが思案しなければなりません
何の為の購入か？
どのように使うのか？
月々の管理費はどうやって支払うのか？
不動産取得税や
毎年発生する 固定資産税は どうやって支払うのか？
非居住の外国人の場合 日本に住む誰かが
納税管理人にならないといけませんが
誰が成るのか？
税金の滞納は 市（大阪市民）に迷惑を掛ける
管理費の滞納は 管理組合に迷惑を掛ける
非居住外国人に売って 誰かに迷惑を掛けるならば
売るべきではない
こんな事を思いながら
それを避ける方法を考えて
お客さんに ワタシの考える その方法を伝えて
約束出来るか 問ましたら
『全て 赤山さんの言う方法に従います』 って
答えをもらえたので
その事を売り主さんにも伝えて
この台湾の方と 契約をする事で話を進めました
余談ですか 中国語が出来ないワタシは
どうやって 意思確認をしたのか？？
LINEのグループです
ワタシが日本語で書いて Ｋさんに中国語に翻訳してもらって
お客さんが中国語で書いて Ｋさんに日本語に翻訳してもらう
これ めっちゃ助かりました
で 全て条件を整えて 昨日 無事契約を終えました
何が 信じられんような事か って
お客さんは 不動産情報（日本のポータルサイト）を 日本以外（台湾）で チェックして
全く日本語が話せないのに 飛行機に飛び乗って
日本に到着してから 日本の不動産会社に 中国語で問い合わせて
一旦 帰国して お金の段取りをして
台湾か
ら 手付け金相当額を ウチの口座に送金して
（これもどうですか？ 一見の不動産屋の口座に 何百万円も送金出来ます？？）
内覧から 一週間後（厳密には５日後）には
再度 来日して 不動産売買契約を締結するって
ちょっと 信じられんでしょ
現実に 有ったんですよ～～
ご購入頂いた Ｙさん
お手伝いいただいた Ｋさん
本当にありがとうございました
（って 購入者Ｙさんは このブログは絶対に読んで無いよね）
