最近 また増えてきましたねえ
物件を こそっと売り出す 売り主さんが
いや 違う
“こそっと売り出す 不動産業者が” です
不動産業界では
売り主さんから 売り物件をお預かりした
不動産業者は その売却物件情報を
自社で 抱え込まずに 広く流通を促す
要は
一社で紹介出来る お客さんの数なんて
たかが知れてるから 情報をオープンにして
早く売却出来るように = 売り主の利益
確保に努めましょう
って ことになってるんですけど
たま~に この最低限のルールを
守らん輩が出てきます
その 【流通を促す】 ことを目的として
レインズ と言って 不動産屋さんだけが
見ることが出来る 情報網が有ります
以前流行ってた手法は
(↑↑ って アカンことですよ)
レインズに 物件登録はするけど
内覧予約を 入れようとすると
『商談中です』 って 空(ウソ)商談を
理由に 他社のお客さんには
内覧させない方法
これは 今年2月の レインズの規約改定で
少なくなってきました
最近見かけるのは もっと悪質
その 【レインズ】 にすら 登録しない手法
レインズに登録して 『商談中です』 って
言うと レインズの新規約によって
「いつからの商談か?」
「どの程度の 商談か?」 って質問に
答えなアカンように なったんですよね
だから レインズにすら登録しない
って輩が 出てきたんですよね
ほんで どうするのか?? です
自社のホームページに掲載するんですよね
“こそっと”
なんで “こそっと” かと言うと
そう言う 業者のホームページって
意外と見られてないんですよね
あとは 不動産ポータルサイトに載せる
これも 案外 即効性(すぐ売れる可能性)は
低いんですよね
なぜかと言うと
いまのお客さんは 掲載物件を ピンポイントで
『これ 見せてください 買います!』
って パターンは少なくて
色々と情報収集する中の 1物件として
問い合わせを してくるんですよね
だから 【問い合わせをもらう】 ってのは
入り口で そこから 色々見て 提案して
物件を絞って行くんです
だから 【即効性は低い】んですよね
だから そんなことをする不動産業者に
大事物件の売却を 任せると
“百害あってなんとやら” です
先日もこんな事がありました
チラシで見かけた物件を その業者に
「○○マンションは 有りますか?」って
問い合わせをすると
「いま ローンあたってるお客さんが 居るんです」 って
そして 一週間後 改めて
「ローンのお客さん どうなりました?」 って
問い合わせをすると
「もう まも2,3日で結果が出ると思うんです」 やって
ほんで 次の週
折り込み広告に 掲載してるから
「○○マンションは 有りますか?」 って
再度 問い合わせをすると
「いま ローンあたってるお客さんが 居るんです」 って
漫画みたいな話でしょ
何が何だか ???? やったから
「いやいや チラシに載せてますやんか!」
って 言うと
「しばらくお待ちください」 って電話を保留にして
(多分 社長に指示を仰いだんでしょうね)
「はい いま確認しましたが ローン打診中です」
やって
うん 確かにローン打診に 時間の掛かる
お客さんも 沢山いてますよ
だから ホンマに “商談中” やったら
それは それで エエんです
でも その “商談中” の物件を
広告したらアカンわ
アウトやわ
だって “商談中” ってことは
問い合わせしても 買われへん物件でしょ
それとも ナンですか
内容が良い お客さんやったら
いま商談中のお客さんを 飛ばして
そのお客さんで 契約するんかいな!?
そんなん 殺生やわ
道義的に アカンと思うわ
でもね ここだけの話
ワタシ的には
そもそも その
「いま ローンあたってるお客さんが 居るんです」
てのが まっ赤なウソ やと 思いますよ
あ~~あ です
こんな輩に引っかかって 可哀想なのは
な~んにも知らない 売り主さんです
売り主さんには 売り主さんの
買い主さんには 買い主さんの
それぞれ 【利益】 て有りますよね
我々 不動産業者は
その利益を確保するのが
最大の責務やと 思うんです
だから 空(ウソ)商談 とか止めて
情報は オープンに することが
まず やらなアカンことの
第一歩やと思います
注) このブログを読んで
「どこの なんて言う 業者?」 とか
「なんて言う 物件?」 とか
聞いてきても 教えませんよ
ただ その業者や その物件の売り主さんが
聞いてきたら
「ピンポーン 貴方のことです」
って 答えてあげます